環境学習都市宣言の宣言文は、環境学習都市推進市民会議において起草され、西宮市環境審議会へ諮問し、宣言文案として答申を受けました。
そして、宣言文案を平成15年12月2日の議員総会において、山田市長より提案し「環境学習都市宣言」を行うことについて承認されました。
宣言文素案の作成
環境学習都市推進市民会議
意見
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市議会
環境学習都市宣言 記念シンポジウム |
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宣言文原案の諮問・答申
環境審議会
諮問
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市長
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市当局取りまとめ |
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宣言の提案・承認
市議会
提案
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市長
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いま、地球は危機に瀕しています。これまでの社会経済活動や私たち人間のくらしが、地球温暖化や砂漠化などの問題を引き起こし、自らの生存基盤でもある環境を脅かしています。
西宮市では、市民が主体となって、六甲山系の緑の山並み、武庫川・夙川などの美しい河川、大阪湾に残された貴重な甲子園浜・香櫨園浜をはじめとした豊かな自然を守るとともに、公害問題にも取り組むなど、良好な環境をもつ都市を目指してきました。また、阪神・淡路大震災の体験を通じて、自然の力の大きさとその中で生かされている私たちの存在を改めて学びました。
西宮の環境を、そして地球の未来を次世代に持続可能な状態で引き継いでいくためには、私たち一人ひとりが社会のありかたやくらしを見直さなければなりません。
環境学習とは、私たちのくらしが自然にどう支えられ、自然をどう利用してきたかを考え、環境に対する理解を深め、自然・歴史や文化・産業・伝統といった地域資源を活用しながら、地域や地球環境との望ましい関係を築いていくために学びあうことです。
私たちは、世代を超えて、家庭・地域・学校・職場などの様々な場所で、市民・事業者・行政の協働によって、人と人との新しい交流を生み出し、環境学習活動を支えるしくみをつくっていきます。
西宮に住み、学び、働くすべての人々が、文教住宅都市宣言(1963年)、平和非核都市宣言(1983年)の精神とあゆみを再認識し、環境学習を軸とした21世紀の持続可能なまちづくりを進めることをここに宣言します。
私たち西宮市民は、参画と協働の環境学習を通じて、21世紀の世界に誇ることのできる持続可能な都市を実現します。
平成15年12月14日 西宮市
私たちは、環境学習にすすんで参加し、さまざまな人たちと力をあわせ、環境を大切にする西宮市を100年後も世界中の人に誇れるまちにします。そのために、次のことから始めます。